Diagnosis

既存業務システム引継ぎ・改善診断

仕様書がない、担当者しか分からない、前の開発会社に頼めない業務システムについて、現状・停止リスク・保守引継ぎ可否・改善優先順位を整理します。
Access、Excel、PHP/MySQLの古い管理画面、DB、帳票、運用ルールを棚卸しし、作り替える前に何から手を付けるべきかを判断できる状態にします。
AIは確認漏れを減らす診断補助として使います。顧客情報・個人情報・機密情報は原則として外部AIに送信せず、業務構造・画面一覧・帳票一覧・DB概要・リスク候補などを匿名化・抽象化したレビュー候補として作成し、人間確認後に利用します。

Target

対象になるシステム・資料

Excel・CSV

見積、請求、在庫、工程、集計、台帳、転記作業、部署ごとの独自ファイルを確認します。

Access・古いDB

Access、SQL Server、MySQL、MariaDBなど。テーブル、クエリ、フォーム、帳票、バックアップ状況を確認します。

古いWeb管理画面

PHP、Perl、JavaScript、Laravel、Yii、独自実装など。画面、権限、DB接続、サーバ環境を確認します。

仕様書のない業務システム

操作画面、帳票、DB項目、担当者ヒアリングから、保守に必要な資料のたたき台を作ります。

What we organize

診断で整理すること

いきなり作り替えるのではなく、現状、止まるリスク、担当者依存、保守引継ぎ可否、改善優先順位を分けて整理します。

現状画面、帳票、Excel、DB、サーバ、運用ルールの全体像を整理します。
停止リスクバックアップ不明、保守担当不在、古い環境、属人化している操作を確認します。
改善優先順位止まると困るものと、すぐ効く改善を分け、次の一手を示します。
AI活用可否外部AIに送ってはいけない情報を分け、匿名化・抽象化した外部AIレビュー候補を人間確認後に使えるかを判定します。

AI support

外部AIは、送ってはいけない情報を送らない設計で診断補助に使います。

竹忠では、診断品質を高めるため、AIを診断補助として活用する場合があります。ただし、顧客情報、個人情報、パスワード、DB Dump、本番データ、契約書、請求書などの機密情報は、原則として外部AIに送信しません。

外部AIレビュー候補の扱い

標準診断では、業務構造、画面一覧、帳票一覧、DB概要、リスク候補などを匿名化・抽象化したレベルA資料に限定して扱います。

技術詳細診断では、顧客の明示許可がある場合に限り、匿名化コード断片、匿名化SQL断片、DBプロファイル、合成DBサンプルを外部AIレビュー用資料として作成する場合があります。AIの出力は診断補助であり、最終判断・納品内容・改善提案は竹忠が確認します。

Process

診断の進め方

  1. 01

    30分相談

    対象システム、困っていること、希望時期、資料の有無を確認します。

  2. 02

    範囲確認・見積

    主要業務、画面数、帳票数、DB・Excelの量を確認し、診断範囲を決めます。

  3. 03

    棚卸し・ヒアリング

    画面共有、画面一覧、帳票サンプル、テーブル定義、運用ルールを確認します。

  4. 04

    診断報告

    停止リスク、属人化、保守引継ぎ可否、改善優先順位、概算費用をまとめます。

Deliverables

主な成果物

診断メモ診断報告書画面・帳票・Excel棚卸しDB概要属人化リスク停止・保守不能リスク改善優先順位概算費用外部AI送信可否メモ次の一手

Examples

具体例:診断ではこのように整理します

会社ごとに確認範囲は異なります。ここでは、よくある6つの相談について、確認するもの、成果物の例、診断後の次の一手を示します。

12件の仮想事例を見る
01

毎月のExcel集計が担当者依存になっている会社

よくある状況

売上、仕入、在庫、請求、入金、作業実績などを、毎月Excelで集計している会社があります。担当者が複数のシステムからCSVを出し、Excelに貼り付け、関数や手作業で月次資料を作っています。社長や管理部長から見ると資料は毎月出てきますが、担当者しか手順を知らず、その人が休む、辞める、ミスをすると集計が止まることがあります。

相談内容の例
毎月、売上と請求のExcel集計に丸2日かかっています。前任者が作ったExcelで、どこに何の数式が入っているか分かりません。今の担当者が辞めたら、月次資料を作れなくなりそうです。
診断で確認するもの
  • Excelファイル:シート構成、列名、関数、手入力箇所、参照先
  • CSV:どのシステムから出しているか、列構成、出力手順
  • 作業手順:誰が、いつ、何を貼り付け、何を確認するか
  • リスク:手入力ミス、数式破損、担当者依存、バックアップ不足
  • 改善候補:CSV自動取込、集計自動化、チェックリスト化、DB化
成果物の例
  • 月次Excel集計の作業フロー
  • 使用しているExcel・CSV一覧
  • 手入力・転記・目視確認箇所の一覧
  • 壊れやすい数式・属人化している手順
  • 自動化できる作業と、残した方がよい確認作業
  • 手順書化、Excel自動化、DB化の優先順位
診断後の次の一手

ライト診断なら、Excel1〜3ファイルの棚卸しとリスク整理を行います。標準診断なら、CSV出力元や月次業務全体まで含めて整理します。診断後は、Excel自動集計PoC、CSV取込ツール、簡易ダッシュボードなどを検討します。

02

古いAccessで在庫・顧客・請求を管理している会社

よくある状況

Accessで作られた業務アプリが10年以上使われていることがあります。顧客、商品、在庫、請求、入金などが入っているが、作った人は退職済み。フォームやレポートは動いていても、どのテーブルが重要か分からない状態です。実際には「最新版」「コピー」「修正版」「旧版」などが複数存在していることもあります。

相談内容の例
古いAccessで在庫と請求を管理しています。最近エラーが出ることがあり、壊れたら業務が止まります。作った人は辞めていて、誰も中身を分かっていません。
診断で確認するもの
  • Accessファイル:ファイル数、最終更新日、保存場所
  • テーブル:顧客、商品、在庫、請求、入金などの主要テーブル
  • フォーム:日常的に使う入力画面
  • レポート:請求書、一覧表、管理帳票
  • クエリ:集計、抽出、更新処理
  • バックアップ:誰が、いつ、どこに保存しているか
  • 利用者:何人が同時利用しているか
成果物の例
  • Accessファイル構成一覧
  • 主要テーブルと用途の整理
  • よく使う画面・帳票の一覧
  • 壊れた場合に止まる業務
  • バックアップ状況と復旧リスク
  • 延命する場合の注意点
  • Web化・DB化する場合の優先順位
診断後の次の一手

まずはライト診断または標準診断で現状を整理します。Accessの中身を深く見る必要がある場合は技術詳細診断に切り分けます。診断後は、バックアップ整備、帳票修正、データ移行、Web管理画面化PoCなどを検討します。

03

古いPHP/MySQLのWeb管理画面を直せない会社

よくある状況

10年以上前に作られたPHP/MySQLの管理画面が残っている会社があります。ログイン画面、顧客管理、商品管理、売上管理、CSV出力、請求管理などがあるが、前の開発会社と連絡が取れない、または高額で頼みにくい状態です。サーバのPHPバージョンが古い、MySQLも古い、SSLやバックアップが不明ということもあります。

相談内容の例
Web管理画面のCSV出力を直したいのですが、どこを修正すればいいか分かりません。前の開発会社とは連絡が取れず、サーバの情報も一部しかありません。今は動いていますが、止まると受注管理ができなくなります。
診断で確認するもの
  • 画面一覧:ログイン、顧客、商品、売上、請求、CSVなど
  • DB概要:主要テーブル、カラム、個人情報候補
  • サーバ環境:PHP、MySQL、SSL、ドメイン、バックアップ
  • 権限:管理者、担当者、一般ユーザー
  • 帳票・CSV:どの業務で使う出力か
  • 保守リスク:ソース所在、環境再現性、古いライブラリ
  • 改修可否:小改修で済むか、技術詳細診断が必要か
成果物の例
  • 管理画面一覧
  • 主要DBテーブル一覧
  • 修正したいCSV・帳票の影響範囲
  • サーバ・PHP・DBの保守リスク
  • すぐ直せる箇所、触ると危ない箇所
  • 小改修案、延命案、再構築案
診断後の次の一手

標準診断で現状整理を行います。ソースコード解析やDB詳細調査が必要なら技術詳細診断に切り分けます。診断後は、CSV修正、帳票修正、管理画面改善、サーバ移行、再構築PoCなどを検討します。

04

担当者退職前に、業務システムの引継ぎ資料を作りたい会社

よくある状況

長年システムを使っている担当者が退職予定。画面操作、Excel集計、例外処理、取引先ごとの対応、障害時の連絡先を頭の中で覚えています。このケースでは、システム自体よりも「運用の記憶」が失われることが問題です。

相談内容の例
受注管理と請求処理を担当している社員が退職予定です。操作マニュアルは古く、実際の処理は本人しか分かっていません。退職前に、最低限の引継ぎ資料を作りたいです。
診断で確認するもの
  • 業務手順:日次、週次、月次、締め処理
  • 例外処理:返品、値引き、再請求、手入力修正
  • 画面操作:どの画面を、どの順番で使うか
  • 帳票:請求書、一覧表、チェック表
  • Excel:手作業集計、確認表
  • 連絡先:ベンダー、サーバ会社、社内担当
  • リスク:退職後に分からなくなる処理
成果物の例
  • 業務引継ぎチェックリスト
  • 日次・月次処理の流れ
  • 重要画面・帳票一覧
  • 例外処理一覧
  • 退職前に聞くべき質問リスト
  • 退職後に残るリスク
  • 追加で整備すべき資料
診断後の次の一手

重点引継ぎ診断が向いています。標準診断よりも、ヒアリングと引継ぎ資料作成に寄せます。退職日が近い場合は、範囲を絞って「最低限止めないための資料」を先に作ります。

05

サーバ・DB・バックアップが不明で、止まった時が怖い会社

よくある状況

Web管理画面や社内システムは使えているが、サーバがどこにあるか、バックアップがあるか、誰が管理しているか分からない状態です。「動いているから大丈夫」と思われがちですが、障害が起きた時に復旧できない可能性があります。

相談内容の例
システムは使えていますが、サーバ契約やバックアップの状況が分かりません。以前の担当者が管理していて、今は誰も把握していません。もし止まった場合に復旧できるのか不安です。
診断で確認するもの
  • サーバ契約:どこのサーバか、契約名義は誰か
  • ドメイン:管理会社、期限、DNS
  • SSL:証明書、期限
  • DB:種類、容量、バックアップ
  • ファイル:アップロードファイル、帳票、画像
  • ログ:エラー、アクセス、操作ログ
  • 復旧手順:何を戻せば業務再開できるか
成果物の例
  • サーバ・ドメイン・DBの所在整理
  • バックアップ有無と復旧リスク
  • 止まった場合の影響業務
  • 最低限の復旧ルート
  • 今すぐ確認すべき契約・管理権限の所在
  • サーバ移行やバックアップ整備の優先順位
診断後の次の一手

重点引継ぎ診断または技術詳細診断が向いています。診断後は、バックアップ設計、サーバ移行、保守相談顧問などを検討します。

06

外部AIを使いたいが、何を送ってよいか分からない会社

よくある状況

社内でChatGPTや生成AIを使いたいが、顧客情報、契約情報、売上情報、図面、ソースコード、DB情報を外部AIに送ってよいか判断できないケースです。竹忠では、外部AIを使わない前提ではなく、送ってはいけない情報を送らない設計で診断補助に使うことを重視します。

相談内容の例
AIを使って仕様書作成や業務整理をしたいです。ただ、どの情報を外部AIに入れてよいか分かりません。顧客情報や社内情報を漏らすのは怖いです。
診断で確認するもの
  • 送信したい資料:Excel、画面一覧、DB項目、仕様メモ
  • 機密情報:顧客名、担当者、金額、契約、個人情報
  • 匿名化可否:会社名、URL、IP、ID、金額の置換
  • 外部AI利用目的:要約、質問案、リスク整理、レポート下書き
  • 送信禁止情報:パスワード、DB Dump、本番データ、秘密鍵
  • 人間確認:AI提出前のチェックリスト
成果物の例
  • 外部AIレビュー候補として扱える情報・扱わない情報の分類
  • 匿名化・抽象化ルール
  • 外部AIレビュー用プロンプト案
  • 外部AI提出候補ファイル一覧
  • 除外すべき情報一覧
  • 人間確認チェックリスト
診断後の次の一手

標準診断またはAI活用可否メモが向いています。必要に応じて、外部AIレビュー用に匿名化・抽象化した提出候補を生成し、人間確認後に診断補助として利用する流れを整えます。

Starter pack

初回状況整理パック

5万円税別

90分ヒアリングと画面共有をもとに、現状の困りごと、停止リスク、属人化、次に進むべき診断メニューを簡易整理します。

対象

  • まず小さく相談したい会社
  • 30万円前後の標準診断に進む前に、対象を整理したい会社
  • 税理士・紹介者経由で初めて相談する会社
  • Excel・Access・古いWeb管理画面の不安を一度整理したい会社

成果物・注意

成果物は2〜3ページの簡易メモです。ソースコード解析、DB全件調査、改修作業、詳細レポートは含みません。

30日以内に標準診断へ進む場合、初回状況整理パックの費用を診断費に充当できます。ただし、充当条件は個別見積・事前合意を優先します。

Price

診断商品の料金

表示価格は税別です。支払条件、対象範囲、成果物を事前に確認したうえで進めます。

商品価格対象内容成果物・支払条件
初回状況整理パック5万円まず小さく現状を整理したい会社90分ヒアリング、画面共有、簡易リスク整理、次の診断メニュー判定2〜3ページの簡易メモ
着手前100%
ライト診断10万〜15万円小規模なExcel、Access、単一管理画面初回ヒアリング、簡易棚卸し、属人化リスク、停止リスク、改善候補、次の一手5〜8ページの診断メモ
着手前100%
標準診断20万〜30万円主要業務1つ、または主要システム1つ画面・帳票・Excel・DBの概要、運用確認、属人化リスク、停止・保守不能リスク、改善優先順位、概算費用15〜25ページの診断報告書
着手前100%
重点引継ぎ診断40万〜60万円担当者退職、前ベンダー不在、保守不能リスク、障害不安引継ぎ資料、保守リスク表、復旧ルート、バックアップ確認着手前50%、中間25%、納品前25%
技術詳細診断60万〜120万円ソースコード、DB、サーバ、バッチ、API、外部連携を深く確認する場合技術診断書、改修影響範囲、再構築方針着手前50%、納品前50%
改善PoC50万〜120万円診断後に小さく改善を試す場合帳票改善、Excel自動化、DB見える化、小改修、画面試作など着手前50%、納品前50%
標準診断(20万〜30万円)の範囲上限
標準診断の対象は、主要業務1つ、または主要システム1つの範囲です。
目安として、主要画面10画面まで、主要帳票5点まで、Excel・Access等の関連ファイル合計3点まで、主要DBテーブル20件までを上限とします。
ヒアリング2回、画面共有確認2回、診断レポート作成、納品説明1回を含みます。
ソースコード全体解析、DB全件調査、障害対応、改修作業、データ移行、セキュリティ監査、法務・会計監査は含みません。
範囲外の調査、追加資料確認、追加面談は、事前合意のうえ別途見積とします。

Information handling

標準診断では、DB Dumpや本番データを原則受け取りません。

まずは画面共有、画面一覧、帳票サンプル、テーブル定義を中心に確認します。資料受領レベルと外部AIレビュー候補の扱いは別ページで明記しています。

関連ページ

フォーム本文には、ログインID、パスワード、個人情報、顧客データ、ソースコード、DB Dumpを書かないでください。

診断時の情報取扱い方針を見る

FAQ

よくある質問

ソースコードがなくても相談できますか。

可能です。画面、帳票、DB、サーバ、運用、担当者ヒアリングなど、確認できる情報から整理します。ただし、改修可否は実物確認後の判断になります。

機密情報を外部AIに送らずに診断できますか。

できます。顧客情報・個人情報・機密情報は原則として外部AIに送信しません。一方で、業務構造、画面一覧、帳票一覧、DB概要、リスク候補などは、匿名化・抽象化した外部AIレビュー候補を生成し、人間確認後に利用する場合があります。

診断後に保守相談や小改修を依頼できますか。

可能です。診断結果をもとに、保守相談ミニ、保守相談顧問、継続業務改善ライト・標準、または個別見積へ進めます。

まずは30分相談から

仕様書がないシステムでも、現状確認から始められます。

Excel、Access、古いWeb管理画面、DB、サーバ構成など、分かる範囲で概要をお知らせください。

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